正形状図と正位置図

正形状図スマホで地図を拡大すると家の形まで判りますが、あの状態のものを正形状図と呼びます。地図を作るときは、縮尺に合わせて実形実尺で描くわけですが、不動産屋さんでもらえる地図など、紙媒体でも見ることが多いものです。

建造物の大きさ、規模などが判りますが、住宅などからファミリーかマンションか団地かというのも判りますから、出店計画など戦略を練るにも使えます。正位置図縮尺が小さくなると、家の形はわからなくなります。とはいえ、縮尺が小さくても、家のある位置は変わりません。このように位置が正しく記されている地図が正位置図です。

これは縮尺によっては家の近くに川が流れているとか、大きな湖があるか、牧草地か海岸が近いなど家の近所がどんなところかが判ります。正範囲図位置にこだわるのではなく、例えば人口密度などを表現したいときに使うのが正範囲図です。

例えば、渋谷区内の人口を模様で区分したりすることを正範囲図といいます。?万人以上は縦縞、?千人以上を水玉、△千人以上を白と決めて、渋谷は縦縞、代々木は水玉、神泉は白という風に表せるというわけです。渋谷の中でどの町の人口がだいたいわかればいいのであって、代々木5丁目の公民館がどこにあるかを書き込む必要はありません。

正範囲でもない地図もあります。北海道や四国、九州を四角形、本州を長い芋みたいに描いでも地図です。どんなにデフォルメしても、何がどこにあるかが分かればいいということでしょうか。面積の比率を合わせた地図でも良いですし、わかりやすければどんな形でも構いません。自治体が作った地図や観光案内の地図はもちろん、フリーハンドで道順を示した地図も、地図です。地図を作成するなら、わかりやすくをモットーにいきましょう。