方角を知る

平面の地図から本当の方角を読み取るためには「正距方位図法」という地図を利用することで、実際の方位を知ることができるでしょう。陸・海の大小、縮尺は関係なく、単に方位を正確に知るための地図とされています。

その他には「方位磁石」を利用するという方法もあります。日本は北半球に位置するため、方位磁石を使用すると北側に引張られ、北が確認出来るようになっているでしょう。方位磁石の「北」は北極ではなく、北極の自然の地底にある大きな磁石を示していると言います。つまり、本当の北と北極は少しズレが生じているでしょう。

北半球に位置するアメリカや日本では、地図の上側が北と表示されていると思います。反対に、南半球のオーストラリアやアルゼンチンでは、地図の上側が南と表示されていることもあるようです。世界地図は、各国で自国を中心にかかれていることが多いようですが、多くの地図は上を北にしようと定められているようです。もし、上側が北ではない地図があった際は、方位記号を確認するといいでしょう。