フィルター・マッピングで等値線図を作る

フィルターマッピングという手法には手順も決められており、以下手順に従って説明します。最初に対象とするエリア内で、数えやすい程度の数とするためその単位量をきめた記号(ドットが一般的)でエリア内に表記していきます。そこで得られたドット分布状況をみて対象エリアの分割形状(ひし形若しくは三角形が一般的)や分割数、代表点を決めていきます。以上の作業で得られた代表点にドット数、分割エリア面積でその分割エリアの密度(代表値。略してZ値という)を算出します。あとはそれぞれの等値ポイントを結んでいく、という具合で等値線図が完成します。最後に等値線に影響される因子(主にZ値の精度やサンプリング数など)を考慮して必要な補正を加える場合もあります。何が一番影響されやすいか調べた結果、代表点の配置などという検証結果も報告されています。