地図を英語でいうと一般的にはマップですが、市街図や海図となるとまた違った単語が出てきます。
市街図の地図を指す英語はプランで、これは建物を表記する場合にも使われます。
海図はグラフや表などを意味するチャートで、天気図などもこのチャートが用いられます。
一方、地図帳はアトラスが最適な英語で、ギリシャ神話の巨人に由来します。
ルーツはメルカトル図法のメルカトルが地図帳を作る時に、この巨人アトラスの絵を掲載したことにあります。
このように、地図と一口に言ってもあてはまる英語は複数あって、それぞれあらわすものによって最適な単語が違ってくるわけです。
しかし違いを理解すれば使い分けができますし、由来も合わせて覚えることで知識が豊かになります。