電子国土Webシステムの概要

「電子国土Webシステム」とは、国土交通省国土地理院が提唱している「電子国土」を実現するためのWebGISです。

 電子国土とは、数値化された国土に関する様々な空間データを位置情報に基づいて統合して、コンピュータ上で再現するサイバー空間のことです。

 電子国土を実現するには、空間データを保有する各主体が情報を発信するとともに、利用者が必要な空間データを利用できる仕組みが必要となります。また、インターネット上で各主体が保有する様々な空間データを相互利用するには、基板となる共通の背景地図(ベースマップ)も必要です。  

 電子国土Webシステムでは、国土地理院等のサーバーから配信される背景地図と、情報発信者のサーバーに用意された空間データを利用者のブラウザ上で重ね合わせて表示できます。  

 このシステムは、行政・教育機関、NPO等の法人向けに「電子国土ポータル」として運用が開始された後、システムの一層の利用を促進するため、民間企業及び、個人にまで対象が広がりました。

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